退院まで、あと140日~毎日、色々あります(-_-;)~
*今日の面会
生まれてから、たくさんの管に繋がれていた我が子…
今日は、右手の点滴が取れました!!
まだ、うつ伏せで、3時間おきに左右に顔の向きを変えます。
ぐっすり眠っている我が子…
ピクピク顔を動かしたり、2回大きなあくびをしたり…
どんなに小さくても、立派な赤ちゃんです(^^)
変わったことと言えば…
二酸化炭素のモニターが追加されました。
血液検査で毎回測定、採血していると、赤ちゃんへの負担もあるので
体に1、2センチ程のパットをつけて、測定するとのこと。
元気に動くとそのパッドが取れて、モニターの値も下がる(;゚Д゚)
それを、知らなかったときには、
「我が子に一大事が起こってますよ!!」と、
心の中で看護師さんを呼んでいましたが(^^;冷静に聞くと、
パットがずれていたり、外れていたり…
ホッと一安心。
やや夜行性な我が子。
昨晩、よく動くため、今朝から軽い睡眠剤を導入しているとのこと。
だから、面会に言っていたときに、寝ていたのか~(-_-;)
ただでさえ、毎日何かしらの薬を投与されているのに、
また、追加!?っていい気持ちはしないですよね(-_-;)
まぁ~動き過ぎて、赤ちゃん本人がきつくて、心拍や呼吸数などに
悪影響がでるよりは、ほんの少し落ち着いてもらう方がベターとのこと。
また、人工呼吸器は、自発的な呼吸をしているわけではないので、
肺に負担がかかってきます(´;ω;`)ウゥゥ
肺の余分な水分を取り除くために、利尿剤や炎症を抑えるための
ステロイドを使用していますが、
この「ステロイド」と言う響きがイヤですねぇ(´;ω;`)
担当医いわく、
長期間使用するわけではないので、安心してくださいとのこと。
よりより方法を選択しながら、日々進んでいるんですね(-_-;)
ベストは、求められないのですね…
辛抱の時と自分に言い聞かせながら…病院をあとにするのでした。
退院まで、あと141日~温めるべきか!?冷やすべきか!?それが問題だ!!~
退院してまだ、一週間足らず…
ということは、
出産(帝王切開)して、…10日あまり。
今まで、妊娠していたのだから…体が本調子でないのは事実(-_-;)
家事の合間に、安静にしています。
*胸が張って痛い(;´Д`)
3時間おきに、搾乳をしているのですが、初めての妊娠・出産した私にとっては、
いろんなことが初めて。
そのひとつが、「胸の張り」!!
胸は、カチコチで、激痛を伴う程(;゚Д゚)
俗に言う…乳腺炎!?と、思い慌てて、おっぱいの張りでネット検索。
ほうほう…なるほど~
って!!
「赤ちゃんに吸ってもらう」!?(# ゚Д゚)
子供は、入院中で吸ってもらいたくても、吸ってもらいないんだよ!!と
スマホに怒りをぶつける母(-_-;)笑
「しぼりすぎない」!?(# ゚Д゚)
しぼりたくても、痛くて…触れもできないんだよ!!と
スマホに怒りをぶつける母(-_-;)笑
「食事を改善」!?(# ゚Д゚)
元々、甘いものより、ビール!!だった母は、甘いものや脂っこいものは食べていなかったので、これも違う(-_-;)
「授乳前のマッサージ」!?(# ゚Д゚)
痛くて…痛くて…激痛で…
マッサージをできる程じゃないんだよ!!
せめてもと、横向きに寝て、胸を押さえつける荒業に(-_-;)
でも、それも痛くて…痛くて…激痛で
うぅ~唸りながら右向いた、左向いたり。
「穏やかに冷やす」!?急に、冷やしすぎるといけないとのこと。
おぉぉぉ!!いい感じに治まってきた(^^♪
でも、ただ冷たくて麻痺している気がする(-_-;)笑
「清潔に保つ」!?毎日、お風呂に入ってますよ(-_-;)笑
次に、おっぱいのしこりで検索。
えぇぇぇ(# ゚Д゚)今度は、温めるのかーーーーい!!!
まだまだ、胸の痛みは改善されていないので、できることはしよう。
温めてみると…どうにもならない。
寒い冬…布団に入りながら、冷やすほうがよい!!と言う結論に至りました。
それでも、検索を進めていくと…「リバースプレッシャーソフトニング法」
と言うモノを発見。
~しこりがある部分を軽くマッサージして、詰まりを解消するための方法~
1)指頭か指の腹を乳輪に当てる
2)自分の体に向かって押して圧迫し、1分以上キープする
3)指の位置を変えて繰り返し、乳輪全体に行う
【結論】
初めての搾乳で、うまく採れていなかったようです(-_-;)
母乳が残っているので、それが張りやしこりに感じていたよう。
搾乳の前に、乳首をマッサージして柔らかくすることが、
個人的には、効果的でした。
乳腺炎にもならず、ほっと一安心。
でも、この胸の張りやしこりは、授乳中に何度もやってくるのでした…(;´Д`)
*今日の面会日記
基本的にうつ伏せ状態の我が子。
今日は、背中を手で覆った(^^)パパが覆うを、穏やかな表情♪
544グラム
ペットボトル1本分の我が子を触るときの、緊張を言ったら
それはそれは、計り知れないものです!!
まず、手に消毒をつけて…
保育器の手を入れる扉を開けて…
手を入れるのですが、
私が触ると、ビックリした様子(^^;距離感をつかめない母(^^;
今日は、綿棒に搾乳した母乳を含ませたものを、我が子の口に!!
また、これが触るときの緊張感を超えてきますからね!!
また、気管にチューブを入れて、呼吸をしているので、
どうやって綿棒入れるのさ!?と、プチパニックの母。
結局、唇にかなりソフトに当てるだけ。
(「看護師さん!!今日は、これぐらいで許してください」←母の心の声)
面会に行くと…すべてが、心配で不安なもの( ゚Д゚)
呼吸器の関係で、ヨダレが多く、きつそうな我が子…
私たちは、我が子の顔の正面側にいて、
看護師さんは気を使って、ヨダレ(タン)を吸引する際に、
後頭部からチューブを入れたのですが、
「看護師さん!!もう少しで、鼻に入りそうです(;´Д`)口に入れてください!!」と、
心の中で焦る気持ちが…
って、看護師さんもプロだから、鼻に入るわけがない!心配ご無用よ!
と、あの頃の私に言ってやりたいものです。
面会って、不安や焦りの中に、我が子と触れ合える喜びもあって…
日々、押し寄せる感情が目まぐるしく、大荒れの日本海にいるような心境なのでした。
退院まで、あと142日~おすすめのアイテム(搾乳編)~
前回は、黄疸の治療のために、ライトの光を当てられていた我が子ですが、
今日は、ライトの治療は、ナシ!!
今もなお、気管にチューブを入れて、呼吸をしています。
今日も面会に行くと…
おなかや足をもぞもぞ動かしていた
ウンチが出ているのかな!?
オムツを替えてほしかったのかな!?
(オムツは4Sサイズと言う、ミニマムでかわいらしいサイスです。
詳しくは、退院まで、あと147日~一般病棟での2日間『激高と哀感のあいだ』で~
に書いております)
今日の看護師さんは、あまり私たちに話し掛けるタイプではない人で、
私たちがいるときは、遠巻きに見ていて、我が子とかかわらない様子…(^^;
時間的には、1時間30分程度の面会だったのですが、
何となく…私たちが去った後に処置する様子だったので、
そそくさと帰宅しました。もう少し居たかった…
今日の我が子は、少しご機嫌ななめ!?何となく、そんな感じがした。
母親(女性)って、第六感が鋭いって言われますよね!?
この前、知り合いが、
「女性の第六感は、子供の様子を察知したり、危険を回避したりするため」
と言っていて、妙に納得してしまいました。
父親って、夜中に子供が起きても気付かないけど…
母親は、パッと目が覚めますもんね~
今日は、我が子の背中を触ったよ。
でも、まだまだ緊張が(;´Д`)
何ミクロンの薄さガラスの置物を触るくらいの緊張感!!
私としては、触っているつもりなのですが、
その様子を見ている旦那曰く「手が浮いているよ(笑)ハンドパワー!?」
という始末(# ゚Д゚)
心の中で「やかましいわ。」と、つぶやく母でした。
*搾乳に関するおすすめ
今日もほぼ3時間おきに搾乳をする母。
この時には、70ml程採れるようになりました。
準備→搾乳→片付けに1時間くらいかかっている搾乳ですが、
私が使っていた搾乳に関するアイテムをご紹介!!
①誰もが知っているピジョンの「さく乳器 手動」です!!
なぜ、これにしたかというと …理由は単純明快!!
病院で使っていたからです(^^;悩むことなく、これにしました!!
自動もありますが、始めは少量の母乳なので、自分で調整できる方がよかったです。
:
でも、部品も多いし、洗うのも拭くのも一苦労(-_-;)
その後、段々と搾乳量が増えてきたときに、大活躍していたのが…
②いぶし銀的な存在!?「カネソン さく乳ポンプ」!!
- 価格: 1414 円
- 楽天で詳細を見る
見た目に華やかさはないですが、これは、とても便利♪便利♪
洗うのものも拭くのも簡単(^^)それに、安いので予備で購入。
小胸な私ですが、十分胸にフィットして搾乳することができました。
この搾乳器のおかげで、かなりの時間短縮に!!
段々と、ピジョンの搾乳器でなく、カネソンをメインで使うようになりました(^^♪
③母乳を入れるための母乳パック「カネソン 母乳パック」
ピジョンの搾乳器を購入したときに、
母乳パックもピジョンにしようかと思ったのですが、
●ピジョンより安かった
●搾乳した母乳を衛生的に入れやすい
●解凍したときに、哺乳瓶に入れやすい
という、個人的な理由で、カネソンにしました!!
3時間の搾乳は、一日に8回。
母乳パックを一日、8枚使うとなると、結構な額になりますよね~
それでも、今私が、我が子にできることは、母乳を取って
我が子に届けること!!と思って、せっせと搾乳しておりました。
退院まで、あと143日~黄疸のライト~
退院して、4日が経ち…まだまだ、安静が必要なとき…
にも、関わらず!!市役所に手続きに行くために、運転する母(-_-;)
*役所での手続きとは
私の住んでいる市では、2,000g以下での出生や身体の発育が未熟なままでの出生により、医療機関での入院養育が必要な赤ちゃんは、 医療費の給付を受けることができる制度があります。出生から30日以内に申請の必要があるため、急いで役場へGO!!
【必要な書類】※市町村によって、若干、異なる部分があるかもしれません。
オムツ代や衣服費などは、実費になりますが…
子供の入院でいくらかかるのかと不安になっていた私たちには、有難い制度でした。
今までは、書類って言ったら自分か親の分でしたが、子供の名前を書いている瞬間…
親になったんだな~と実感する母なのでした。
入院していた5カ月間を図にしてみました。
5カ月…長い(;´Д`)
脳内出血のリスクがある72時間を経て、慢性肺疾患のリスクやステロイドの投薬
未熟児網膜などなどを乗り越えた5カ月。
今回は、黄色の矢印…退院までは、まだまだ道のりは長いですね。
*今日の面会
面会に行くと、我が子の保育器に青白い光が!!
なんだ!?なんだ!?何事だ!!!!
血液検査の結果…
黄疸の治療のために、ライトを浴びることに。
黄疸とは…「血液中のビリルビンという色素が増えて外見上、黄色くなる状態で、あまりにも多いと害を及ぼすことがあります。最も注意が必要なのは、脳への影響」とのこと。
治療としては「液中の高いビリルビンを減らす最も一般的な方法は光。特殊な波長の光を赤ちゃんの体に当てることで、血液中のビリルビンを分解することができるのです。これによりほとんどの黄疸は良くなります。」
脳への影響!?怖い響きですよね(;´Д`)
の・う・へ・の・え・い・きょ・う…
でも、結果的に黄疸の治療は、この一日だけだったので、ほっと一安心(^^)
ライトの光自体は、あまり目に良くないので、我が子は、目隠しをして、黄疸の治療をしていました。
お父さんやお母さんたちも、あまり光をじーと見ないでくださいね~と看護師さん。
ところで…
体が小さく、たくさんの血液を採ることができない赤ちゃんの血液採取って、
針みたいなのを、ポチッと刺して、じわーと出てきた血液を採取して、
検査するそうです!!
うむ…"(-""-)"
我が子が…
生まれたばかりで…
血液を採られるなんて…胸が締め付けられる思い。
そんなことは、つゆ知らず…と言った様子で
我が子は、保育器の中で
手を広げて、動かしていた親指を口元にあてて、
おしゃぶりをしていました(*^^*)
退院まで、あと144日~冬の搾乳事情~
退院して3日目。
今日も、せっせと搾乳して、NICU(面会)に行きます。
*冬の搾乳はとにかく寒い
この日も、2:40→5:40→8:20→11:20→14:20→17:20→20:20→23:20と、
きっちり3時間ごとに搾乳する母。
日中は良いのですが、夜は睡魔と寒さとの闘いです。
あったかい布団から出るのは至難の業(-_-;)
目覚ましかけても…あと5分なら大丈夫よ♪と悪魔の囁きに導かれるまま…
心地よく寝る時が(;´Д`)
そんなときは!!
人に起こしてもらう!!これが一番だと感じました。
時折、自分が頼んで起きながら、起こされることに苛立ちを覚えるときもありますが…
そこは、
起こそうと寝ずに起きてくれているパパに感謝です(^^)
そして、
寒いときは、暖房をつける!!基本中の基本ですね♪
退院したばかりの時は、病院と同じようにしなきゃ!!みたいな
気持ちになるんですよねぇ~(-_-;)
搾乳器を洗うのも、これでもかーーーという程、水で念入りに洗って、すすいで…
拭く時も一滴の水滴も残さないように、拭き上げる!!
そんなことをしていると…
搾乳前の準備で、30分程度
搾乳、20分程度
母乳パックに入れたり、片付けたりで、20分程度
トータル一時間超えてるじゃないかΣ(・□・;)
今思うと、そんなにきっちりしなくてよかったのかなぁ~とか、
気を抜くところは抜いていいんじゃない!?なんて思うところがありますが、
我が子が、そばに居なくて…私に今できることは、搾乳すること。
NICUで頑張っている我が子に少しでも、母乳を届けたい気持ちで…
せっせと搾乳して、面会の時に届けていたように感じます。
そんなこの日の手帳には、
『頭の位置が変わって、右側を向いていた。
呼吸器の設定が変わったが、タンやヨダレが多くなる。
でも、肺の負担が少し減るとのこと。
心拍が一度、90台に(@_@;)』と、書いていました。
うつ伏せの状態なので、時間に応じて顔の向きを変えているとのこと。
赤ちゃんの心拍は、新生児で140~160回
設定している数値から外れる(心拍が早くなったり、落ちたりする)と、
ピーピーピーとアラームがなるので、
なんだ!!なんだ!!大丈夫(◎_◎;)と…ヒヤヒヤ
そんなときは、看護師さんにひとつひとつ聞いて、疑問や不安を解消することですね!!
自分の心の中で、もしかしたら…!?と色々考えても、気持ちが下がるしかないので、
きちんと主治医や看護師さんに聞いて、安心、納得した上で、
我が子に『また明日来るね♪』と言えたらいいなと…(^^)/
退院まで、あと145日~片道50分の道のり~
無事に退院した、私は、家で静養することとなります。
自宅から病院は、車で50分程度の距離にあり…
術後、日が浅いため運転することもできない私は、
旦那の帰りを待ちながら…
ゴロゴロしたり、家事をしたりしておりました。
*呼吸器について
退院するまでに、「肺の呼吸器→鼻の呼吸器→経鼻酸素カニューレ」
と、段階を踏んでいきます。
今の段階では、肺の呼吸器!!気管にチューブを入れて、呼吸を助けます。
https://pediatr.kyushu-u.ac.jp/download/hospitalization_syusanki.pdf
その後、鼻にマスクをするような呼吸器へ
https://pediatr.kyushu-u.ac.jp/download/hospitalization_syusanki.pdf
鼻の下に、チューブをつけるタイプになります。
*今日のNICU面会
面会の様子は、毎日手帳に記していました。
『今日は、おなかを下にして、寝ていたよ(^^)
右腕を動かしたいみたいだったけど…点滴!?が繋がっていたから
自分の好きなようにできなかったね(^^;
思い通りに動かせなくて(-_-;)もどかしかったね。
今日は、背中をなでなでしたよ♪
我が子の温かさを感じたよ。今日もありがとう。』
と、書いておりました!(^^)!
振り返ってみてみると、恥ずかしいものです(照)
*今日の搾乳
2:40→5:40→8:40→11:40→14:40→17:20→20:20→23:20
睡魔に負けて、夜中は寝てしまうこともあり(-_-;)自己嫌悪~
それでも、25~30ml程、搾乳することができました。
退院まで、あと146日~母退院する~
*祝!!退院
緊急で、集中治療室(母体・胎児集中治療管理室)へ入院し、
数日後、帝王切開で男の子を出産、
一般病棟での、数日を経て、
今日!!無事に退院の日となりました(^^♪
10時には、身支度を済ませ、そそくさと病室を後にした私。
出産前は、我が子がどのような状態で生まれてきて…
これから、どんな風になるのか…
先の見えない不安でいっぱいだったあの頃。
出産しても、どんな治療が待っていて、どんなことが起こるのか、
いつ我が子が退院して、一緒に生活できるのか
すべてが未知数でした。
心が空っぽで、何をするにも実感がない…
いつも、どっか、そっぽを向いているような状態でした。
一旦、病院を出て、昼食を済ませた後、
NICUへ行き、我が子との面会。面会しているときは、自分が自分でいられる感じ。
看護師さんやお医者さんもいるので、
気を張っているっていうのもあるのかもしれないですが…
今日は、足形をいただきました!!
水でスルッと落ちる特殊なインクを足につけて…紙に👣ペタっ!!
3センチほどの小さな足形は、母と父の宝物になりました(^^)
まだまだ、呼吸器やチューブがつながっている我が子…
触るにしても、モニターのアラームが鳴るたびに、
何かしてかしました(; ・`д・´)!?と狼狽えて、がっつり触ることができない母(^^;
数ミリ浮かして触っていました。
旦那からは、ハンドパワーか!?なんて言われていましたが(^^;
*入院中、思っていたこと
母体・胎児集中治療管理室という、冷蔵庫もトイレも流しもある快適な個室
←集中的に治療を要するが故に、母体・胎児集中治療管理室にいるわけなのですが(-_-;)
その中で、入院していた時に思ったのは、
『このまま、ここで過ごすことを願う自分がいたこと』
妊娠してからも、毎日激務の仕事…無理をしていました。
日々、追われる家事…無理をしていました。
精神的にも肉体的にも、疲労困憊だったのは事実…
それでも、上手に人に頼ることができませんでした。
入院中では、ご飯を作らなくていい、掃除や洗濯をしなくていい、
仕事のことを考えなくていい、
そして、夫とずっと顔を合わせなくていい
現実逃避ができる場所でした。
しかしながら、一般病棟の病室では、
出産した我が子がすでに隣にいて、出産を喜ぶ人達や
出産後、おっぱいを飲ませているお母さんがいて…
自分が思い描いていた妊娠・出産、育児ができないもどかしさ、
人をうらやましく、ねたましく思っていました。
旦那は、『病室をかえてもらえるように、看護師に言ってくる<(`^´)>』と
言っていましたが、私は、
『私に、悪いことがあってもいい、我が子に悪いことが起きないなら
それでいい』と答えました。
母になる。親になる。ってことは、
絶対的に守りたい存在に出会うことなんだと気付かされました。