Kiitos‼544グラムの奇跡

妊娠27週3日、544グラムの体重で生まれた我が子。そんな我が子も、すくすくと成長し、無事に一歳を迎えることができました。一歳を迎えた今だからこそ、書ける‼伝えられる‼ことがあるかなぁ~と思い、ブログを始めました。

退院まで…ダイジェスト版Ⅲ~鼠径ヘルニア編 経過~

我が子は、男の子です。

f:id:tree-and-root:20211005222743p:plain

妊娠中は、なかなか性別が判定できず、

そんなときは、大体、女の子のようで、周りは女の子だろうと思っていました。

それに、先輩ママさんから、私の顔つきから女の子よ♪なんて、言われていました。

月日が経ち…

エコーで、おちんちんが見えた!!

我が子は、男の子でした。

 

早く小さく生まれた我が子は、

生まれて、3カ月経つ前に、鼠経ヘルニアと診断されました(>_<)

オムツ替えのときに、チラッと見える我が子の、おちんちん。

身体が小さいから、大きく見るのかね!?なんて、パパが言っていたのは…

それは、鼠経ヘルニアだったからだったのです!!!!

 

鼠経ヘルニアとは…

一般のみなさま|鹿児島大学大学院歯学総合研究科健康科学専攻 発生発達成育学講座 小児外科学 (kagoshima-u.ac.jp)

【ソケイ(鼠径)ヘルニアはどうしておこるのでしょう】

男児の場合:赤ちゃんの睾丸(精巣)は、お母さんのお腹の中にいる時には、

最初は赤ちゃんのお腹の中にあります。
この精巣は、在胎7ヶ月頃までに鼠径管というトンネルを通って、

陰嚢内にまで下降してきます。
この精巣の下降時に、お腹を裏打ちしている腹膜の一部がポケット状に伸びてきます。
この突起は通常出生するまでに退縮しますが、これが開存したまま出生し、

そこに腸などが入ると、ヘルニアになります。

f:id:tree-and-root:20211005225937g:plain

つまり、早く小さく生まれたことで、腸が出ているとのこと(;´Д`)

小児外科のドクターの診察では、押せば戻るので、今のところ問題はなし。

痛みもないとのこと。

1歳前後で、手術をするだろうと…

全身麻酔での手術…

傷は、目立つものではなく、手術自体は軽度なモノだそうです。

 

母として…事前に治ってくれないかと願っていました。

 

問題は、嵌頓(カントン)と呼ばれる状態。

カントンとは、

ヘルニアの袋の入り口で、脱出した臓器(主に小腸)が締められ、

お腹の中に戻らなくなる状態です。

放置すると、腸閉塞、腸管壊死を起こし、緊急手術をしなくてはなりません。

このカントンが危険なので、様子を定期的に看ること、

全身麻酔を伴う手術に耐えうる体力がついたら、手術をすること

これらが、鼠経ヘルニアに対する対処でした…

 

退院しても、定期的に小児外科のドクターに診てもらい…

体重が八キロ超えたら、手術をしよう。と…

 

はぁ(*´Д`)やはり…手術をせねばならぬのですね…

 

我が子が、1歳8カ月(修正1歳5カ月)を迎える前に、

手術をすることになります。

 

手術の様子は、次回

「退院まで…ダイジェスト版Ⅳ~鼠径ヘルニア編 手術~」で♪