退院まで…ダイジェスト版Ⅲ~鼠径ヘルニア編 経過~
我が子は、男の子です。
妊娠中は、なかなか性別が判定できず、
そんなときは、大体、女の子のようで、周りは女の子だろうと思っていました。
それに、先輩ママさんから、私の顔つきから女の子よ♪なんて、言われていました。
月日が経ち…
エコーで、おちんちんが見えた!!
我が子は、男の子でした。
早く小さく生まれた我が子は、
生まれて、3カ月経つ前に、鼠経ヘルニアと診断されました(>_<)
オムツ替えのときに、チラッと見える我が子の、おちんちん。
身体が小さいから、大きく見るのかね!?なんて、パパが言っていたのは…
それは、鼠経ヘルニアだったからだったのです!!!!
鼠経ヘルニアとは…
一般のみなさま|鹿児島大学大学院歯学総合研究科健康科学専攻 発生発達成育学講座 小児外科学 (kagoshima-u.ac.jp)
【ソケイ(鼠径)ヘルニアはどうしておこるのでしょう】
男児の場合:赤ちゃんの睾丸(精巣)は、お母さんのお腹の中にいる時には、
最初は赤ちゃんのお腹の中にあります。
この精巣は、在胎7ヶ月頃までに鼠径管というトンネルを通って、
陰嚢内にまで下降してきます。
この精巣の下降時に、お腹を裏打ちしている腹膜の一部がポケット状に伸びてきます。
この突起は通常出生するまでに退縮しますが、これが開存したまま出生し、
そこに腸などが入ると、ヘルニアになります。
つまり、早く小さく生まれたことで、腸が出ているとのこと(;´Д`)
小児外科のドクターの診察では、押せば戻るので、今のところ問題はなし。
痛みもないとのこと。
1歳前後で、手術をするだろうと…
全身麻酔での手術…
傷は、目立つものではなく、手術自体は軽度なモノだそうです。
母として…事前に治ってくれないかと願っていました。
問題は、嵌頓(カントン)と呼ばれる状態。
カントンとは、
ヘルニアの袋の入り口で、脱出した臓器(主に小腸)が締められ、
お腹の中に戻らなくなる状態です。
放置すると、腸閉塞、腸管壊死を起こし、緊急手術をしなくてはなりません。
このカントンが危険なので、様子を定期的に看ること、
全身麻酔を伴う手術に耐えうる体力がついたら、手術をすること
これらが、鼠経ヘルニアに対する対処でした…
退院しても、定期的に小児外科のドクターに診てもらい…
体重が八キロ超えたら、手術をしよう。と…
はぁ(*´Д`)やはり…手術をせねばならぬのですね…
我が子が、1歳8カ月(修正1歳5カ月)を迎える前に、
手術をすることになります。
手術の様子は、次回
「退院まで…ダイジェスト版Ⅳ~鼠径ヘルニア編 手術~」で♪