Kiitos‼544グラムの奇跡

妊娠27週3日、544グラムの体重で生まれた我が子。そんな我が子も、すくすくと成長し、無事に一歳を迎えることができました。一歳を迎えた今だからこそ、書ける‼伝えられる‼ことがあるかなぁ~と思い、ブログを始めました。

退院まで、あと146日~母退院する~

*祝!!退院

緊急で、集中治療室(母体・胎児集中治療管理室)へ入院し、

数日後、帝王切開で男の子を出産、

一般病棟での、数日を経て、

今日!!無事に退院の日となりました(^^♪

 

10時には、身支度を済ませ、そそくさと病室を後にした私。

 

出産前は、我が子がどのような状態で生まれてきて…

これから、どんな風になるのか…

先の見えない不安でいっぱいだったあの頃。

出産しても、どんな治療が待っていて、どんなことが起こるのか、

いつ我が子が退院して、一緒に生活できるのか

すべてが未知数でした。

心が空っぽで、何をするにも実感がない…

いつも、どっか、そっぽを向いているような状態でした。

 

一旦、病院を出て、昼食を済ませた後、

NICUへ行き、我が子との面会。面会しているときは、自分が自分でいられる感じ。

看護師さんやお医者さんもいるので、

気を張っているっていうのもあるのかもしれないですが…

 

今日は、足形をいただきました!!

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水でスルッと落ちる特殊なインクを足につけて…紙に👣ペタっ!!

センチほどの小さな足形は、母と父の宝物になりました(^^)

 

まだまだ、呼吸器やチューブがつながっている我が子…

触るにしても、モニターのアラームが鳴るたびに、

何かしてかしました(; ・`д・´)!?と狼狽えて、がっつり触ることができない母(^^;

数ミリ浮かして触っていました。

旦那からは、ハンドパワーか!?なんて言われていましたが(^^;

 

*入院中、思っていたこと

母体・胎児集中治療管理室という、冷蔵庫もトイレも流しもある快適な個室

←集中的に治療を要するが故に、母体・胎児集中治療管理室にいるわけなのですが(-_-;)

その中で、入院していた時に思ったのは、

『このまま、ここで過ごすことを願う自分がいたこと』

妊娠してからも、毎日激務の仕事…無理をしていました。

日々、追われる家事…無理をしていました。

精神的にも肉体的にも、疲労困憊だったのは事実…

それでも、上手に人に頼ることができませんでした。

入院中では、ご飯を作らなくていい、掃除や洗濯をしなくていい、

仕事のことを考えなくていい、

そして、夫とずっと顔を合わせなくていい

現実逃避ができる場所でした。

 

しかしながら、一般病棟の病室では、

出産した我が子がすでに隣にいて、出産を喜ぶ人達や

出産後、おっぱいを飲ませているお母さんがいて…

自分が思い描いていた妊娠・出産、育児ができないもどかしさ、

人をうらやましく、ねたましく思っていました。

旦那は、『病室をかえてもらえるように、看護師に言ってくる<(`^´)>』と

言っていましたが、私は、

『私に、悪いことがあってもいい、我が子に悪いことが起きないなら

それでいい』と答えました。

母になる。親になる。ってことは、

絶対的に守りたい存在に出会うことなんだと気付かされました。