退院まで、あと146日~母退院する~
*祝!!退院
緊急で、集中治療室(母体・胎児集中治療管理室)へ入院し、
数日後、帝王切開で男の子を出産、
一般病棟での、数日を経て、
今日!!無事に退院の日となりました(^^♪
10時には、身支度を済ませ、そそくさと病室を後にした私。
出産前は、我が子がどのような状態で生まれてきて…
これから、どんな風になるのか…
先の見えない不安でいっぱいだったあの頃。
出産しても、どんな治療が待っていて、どんなことが起こるのか、
いつ我が子が退院して、一緒に生活できるのか
すべてが未知数でした。
心が空っぽで、何をするにも実感がない…
いつも、どっか、そっぽを向いているような状態でした。
一旦、病院を出て、昼食を済ませた後、
NICUへ行き、我が子との面会。面会しているときは、自分が自分でいられる感じ。
看護師さんやお医者さんもいるので、
気を張っているっていうのもあるのかもしれないですが…
今日は、足形をいただきました!!
水でスルッと落ちる特殊なインクを足につけて…紙に👣ペタっ!!
3センチほどの小さな足形は、母と父の宝物になりました(^^)
まだまだ、呼吸器やチューブがつながっている我が子…
触るにしても、モニターのアラームが鳴るたびに、
何かしてかしました(; ・`д・´)!?と狼狽えて、がっつり触ることができない母(^^;
数ミリ浮かして触っていました。
旦那からは、ハンドパワーか!?なんて言われていましたが(^^;
*入院中、思っていたこと
母体・胎児集中治療管理室という、冷蔵庫もトイレも流しもある快適な個室
←集中的に治療を要するが故に、母体・胎児集中治療管理室にいるわけなのですが(-_-;)
その中で、入院していた時に思ったのは、
『このまま、ここで過ごすことを願う自分がいたこと』
妊娠してからも、毎日激務の仕事…無理をしていました。
日々、追われる家事…無理をしていました。
精神的にも肉体的にも、疲労困憊だったのは事実…
それでも、上手に人に頼ることができませんでした。
入院中では、ご飯を作らなくていい、掃除や洗濯をしなくていい、
仕事のことを考えなくていい、
そして、夫とずっと顔を合わせなくていい
現実逃避ができる場所でした。
しかしながら、一般病棟の病室では、
出産した我が子がすでに隣にいて、出産を喜ぶ人達や
出産後、おっぱいを飲ませているお母さんがいて…
自分が思い描いていた妊娠・出産、育児ができないもどかしさ、
人をうらやましく、ねたましく思っていました。
旦那は、『病室をかえてもらえるように、看護師に言ってくる<(`^´)>』と
言っていましたが、私は、
『私に、悪いことがあってもいい、我が子に悪いことが起きないなら
それでいい』と答えました。
母になる。親になる。ってことは、
絶対的に守りたい存在に出会うことなんだと気付かされました。